元レーサーが車を選ぶ基準にはいくつかありますので参考にしてください。

元レーサーが車を選ぶ基準とは?

私が長いことレースをやっていたので、よくこのような質問をされます。

それは「レーサーパンダさんが車を選ぶときの基準って何ですか?」という質問。

私はこのような質問をされたとき、こう答えます。それは「自分が運転していて楽しい車」です。

楽しい車というと漠然としすぎていますが、私が乗っていて楽しい車というのは、無我夢中になって攻められる車です。

具体的には、NAでFR、もしくはFF、そして軽量の車、つまりライトウェイトスポーツです。NAとは自然吸気エンジンのことで、FRとは後輪駆動方式、FFとは前輪駆動方式のことを言います。

私が今ままで乗ってきた中で、これは楽しい、乗っていて無我夢中で攻めたくなる、というのは以下の車になります。ただ、グリップで攻めたときと、ドリフトをしているときは別なので、グリップとドリフトで分けてあります。

●レーサーパンダが無我夢中で攻めたくなる車(グリップ)

「AE86」、「NSX-R」、「S2000」、「シビックタイプR」、「インテグラタイプR」です。

●レーサーパンダが無我夢中で攻めたくなる車(ドリフト)

「AE86」、「S14」、「S15」、「JZX100」です。

この車達がグリップ、ドリフト、それぞれで走っているときにとても楽しく、無我夢中で攻めたくなる車でした。AE86はグリップ、ドリフト、どちらも楽しい車です。

何故私が、ライトウェイトスポーツのNA、FR車、FF車だと夢中になってサーキットを攻めるのか、それはドライバーの腕次第でタイムが大幅に変わってくることと、大排気量の車を煽ることができる快感、これに限ります。

私のホームコースは、「鈴鹿サーキット」、「富士スピードウェイ」、「筑波サーキット」でした。他のサーキットにもたくさん遠征しましたが、この3つのサーキットを特に走ることが多かったため、自然とこの3つのサーキットがホームコースになっていました。

特に鈴鹿サーキット、筑波サーキットは大排気量の車を煽れる絶好のサーキットです。富士スピードウェイは高速サーキットになるので、さすがにパワーがないと差を詰めることはできなかったです。

ですが、鈴鹿サーキットや筑波サーキットのようなテクニカルコースでは違います。GTRやランエボ、ポルシェやフェラーリよりも、シビックタイプR、インテグラタイプRの方が速いタイムを刻むことができたので、しょちゅう煽っていましたし、筑波サーキットでもAE86でランエボやGTRを煽っていました^^

またライトウェイトスポーツの一番の魅力は、やはりブレーキングで詰めれることと、コーナーでグイグイ追いつくことができてしまうところにあります。

パワーが無くても車が軽いので、コーナーとブレーキングでタイムを削ることができますから、大排気量車よりもストレートが遅くても、サーキット1週のトータルタイムで見ると、速いタイムを刻むことができます。

また、周回を重ねても大排気量車に比べて、エンジンやブレーキ、タイヤの熱ダレを抑えることができますから、周回を重ねれば重なるほど、その差はどんどん縮まっていきます。

大排気量の車に乗っている人からすれば、格下の車に煽られるのは屈辱でしょう。ですが、こちらはとても快感です^^

パワーのある車は、ストレート、コーナーの立ち上がりでぐわっと離れてしまいますが、次のコーナーでは、車の軽さを武器にしたブレーキングとコーナーの脱出スピードでグングン追いついく、これはもう快感です。

ライトウェイトスポーツに乗っている人であれば、この快感が分かるはずです。ですが、このようなことが出来るようになるには、腕がないと当然できません。

車の性能差を考えたら、AE86やシビックタイプRなどで、GTRやランエボ、フェラーリに追いつくことなんてできません。ですが、腕次第で車の性能差をカバーできてしまう、これはドライバーにとって最高の醍醐味です。

また、ライトウェイトスポーツを速く走らせることができれば、何の車を乗っても速く走ることができます。これは、グリップ、ドリフトどちらにも言えます。

レース界でトップにいる人達も、このライトウェイトスポーツ出身者は数多くいます。最近のレース業界ではカート上がりの人が多いですが、ツーリングカーレースでトップにいる人達やいた人達は、ライトウェイトスポーツ出身者は非常に多いです。

やはり腕を磨くのであれば、ライトウェイトスポーツに限ると思います。特にAE86やシビックタイプR、インテグラタイプRはお勧めです。お金に余裕がある方は、S2000やNSX-Rがお勧めです。

また最近の車はドライバーの腕というよりも、車の性能が勝っているので、ドライバーが下手でもある程度のタイムを出すことができます。

よく勘違いしているのが、GTRやランエボ、フェラーリ、ポルシェのオーナーです。GTRやランエボの4WD車、フェラーリやポルシェなどは車が最初から速いですから、誰が乗ってもある程度のタイムを出すことができます。

フェラーリやポルシェはMR車なので素人には少し扱いずらいところがあるとは思いますが、何せ車が速いですから、周りより速いタイムを刻むことは誰が乗ってもできます。私から言わせればただのストレート番長です。

またパワーのある車は走行中にドライビングミスをしても、いくらでもごまかせることができます。ですが、ライトウェイトスポーツはそうはいきません。一瞬のミスが必ずタイムになって跳ね返ってきます。

また、ライトウェイトスポーツを速く走らせることができるドライバーは、何を乗っても速いですが、逆に排気量の大きい車にしか乗ったことがないドライバーは、ライトウェイトスポーツに乗ると全くタイムを出すことができません。

何故なら、排気量の大きい車はいくらでもパワーでごまかすことができますし、腕がいらないからです。腕がいらないといっては誤解を招くかもしれませんが、それだけライトウェイトスポーツを乗りこなすのは難しいということなのです。

最近の車はほとんどが電子制御されていますので、誰が乗っても本当に速いです。特にGTRやランエボは誰が乗っても速いです。

この辺のオーナーは走行会などのリザルトを見て、周りの人よりも自分の速いタイムを見て、よく優越感に慕っている人がいます。

GTRやランエボに乗っているのであれば、周りよりも速いタイムが出て当然です。タイムを見ては自分って速いんだなって、勘違いをしている方が本当に多くいます。

GTRやランエボを否定するわけではありませんが、それはあなたの腕ではなく、車が速いんだよっと、声を大にして言いたいですね。

また、これは個人的な意見ですが、フェラーリやポルシェは数千万円する車ですが、私は実際にサーキット走行をしてみて、その金額に見合った価値を感じることができませんでした。

何度かテストでフェラーリやポルシェを乗せて頂いた経験がありますが、この車に数千万円払うのであれば、NSX-RやS2000に数千万円払いたいと思いましたね。

大分話が長くなってしまいましたが、まとめますと、私が車を選ぶときの基準と言うのは、ライトウェイトのFR車、もしくはFF車、NAエンジン、これが私が車を選ぶときの基準になります。

もしこの記事を読んでいて、本気で腕を磨きたいと思っている方は、ぜひライトウェイトスポーツでサーキットを攻めてください。

そして、ライトウェイトスポーツで速く走れるようになったら、今度は排気量の大きい車でも走ってみてください。

同じ車に乗っているオーナーよりも2秒~3秒、人によっては5秒以上の差をつけれると思います。それだけ、ライトウェイトスポーツで速く走れるということには価値があります。ぜひ、試してみてください。


そして最後に、、、たまたまYOUTUBEで偶然見かけた動画ですが、この動画を見て頂ければ、私の言っていることが、まんざら嘘ではないことが分かって頂けると思います。

■軽自動車VSスポーツカー ポルシェと勝負してみた!
↑中心のボタンを押すと再生、音が出ますので注意してください。(13分18秒)

ストレートではごぼう抜きにされていますが、ブレーキングとコーナーからの脱出速度でポルシェやフェラーリーと対等に張り合っています。結果、ポルシェ、フェラーリを負かしています。ぜひ、ご覧あれ^^



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